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引きこもってばかりもいられないので、移住して初めてシアトルダウンタウンまで行ってきました!
近所のモールがいつの間にか巨大に進化していたので(数年前に初めて来たときは、地方の小さいモールで、お店もほとんど入ってなかったのに…)、近所で用が済んでしまうことと、シアトルダウンタウンより、ベルビュー市のダウンタウンの方が好きなことから、なんとなくシアトルダウンタウンに行きそびれていました。
今回のお目当ては、シアトル中央図書館です。
日本では図書館が大好きでよく利用していましたが、この図書館のことは、高校時代の友人Gの旦那様(設計事務所勤務)から、「シアトルといえば中央図書館でしょう!」と言われるまで、よく知りませんでした…
その後、ちょっと調べて興味を持ち、最初に行く図書館はここにしようと決めていたのでした。ようやく実現。
写真のとおり、結構斬新なデザインです。
オランダ生まれの著名な建築家レム・コールハースとシアトル出身の建築家ジョシュア・プリンス‐ラムスが中心となってデザインしたものとのこと。
全面ガラス張りで、周辺の景色を映して不思議な印象です。
今の季節はほとんど曇りか雨なので、この日も曇って暗い印象ですが、夏場は空の色が映りこんで綺麗なのかもしれないですね。
この図書館、実は建築以外にも、図書館に興味を持つ人間にとって興味深い背景を持っています。
市民投票によって、米国史上最大規模の公債 "Libraries for All"が承認され、実現したプロジェクトなのです。
ワシントン州の図書館は、日本の図書館と異なり、多くが公債によって建設資金が賄われているようです。
このあたりについては、日本で図書館関係の仕事をしていたこともあるので、色々調べてみようと思います。
シアトルは坂が多い街なのですが、この図書館も、坂の下(1階)と坂の上(3階)の両方に入口があります。最初の写真は、1階の入り口側から撮ってます。
←3階側の入り口の写真がこちら。
私は駅から近い1階側から入り、すぐにカードをつくりました。
入ってすぐフロアガイド→があり、11階建てだとわかり、かなりテンションあがりました!
カフェやミュージアムショップならぬ図書館ショップ(Friend shop)もあります。
ただ、私の居住するエリアの図書館はキング郡の図書館で、システムが異なるので注意するよう言われました。相互利用はできるらしいですが、システム違うのはめんどくさいなあ。州法によって、人口の多いシアトル市は群の図書館システムに入ることができないらしい。
図書館の蔵書数は145万冊。これは、かなりの規模です。
日本では、県立図書館でもこの規模を有する図書館はそんなに多くないのでは。
因みに、東京都の都立中央図書館の蔵書が170万冊です。
今回は、調べ物があって行ったので、あまり時間をかけて探検できなかったのですが、図書館の利用法を説明してくれるツアーや建築の説明ツアーなどもあるようなので、次回以降参加してみたいです。
一応一通り見てみましたが、内部も斬新でした(笑)
図書館としてはあまり意味がないデザインのような気もしますが、個人的には好きだなぁ。
下の写真は、左からエスカレータ、エレベータ内部、赤のホールという集会などをする部屋があるフロア。
お目当ての階は9階なのですが、6~9階は、学術系図書が集められ、スパイラル状にフロアがつながっています。若干分かりにくい…
ただし、写真のように、フロアに本の分類番号が記されており、書架の壁面にもどの分野が何番か示されているため、慣れれば大丈夫、かな。
開架式は、広い面積が必要となるため、賛否両論あると思いますが、歩きながら気になった本をランダムに手に取ることができ、思いがけない本から必要な情報を得ることができたりするなど、開架式は結構好きです。
また、紙の本だけでなく、デジタルブック、音楽、映画なども普通にあります。
マイクロフィルムコーナーもあり、大学時代を思い出しました(笑)
10階は、読書室、日本の図書館にもある郷土資料を集めたSeattle Roomがあり、外と内部を眺めることができる場所も用意されています。その場所から撮った写真が下の写真。
その後、9階に移ってお目当ての本を探し、窓側のキャレルでしばしお勉強しました~。キャレル(個人用閲覧席)はあちこちに配置されており、全ての席で持ち込みパソコンを使うことができるようです。かなりの数が埋まってましたよ。学生さんは試験シーズンだからでしょうか。
COMMENT
新宿サークルの野田です。
ブログ教えてくれてどうもありがとう。
シアトル生活、たくさん見せてくださいね。
この図書館カッコいいですね。
私の地元も大きな図書館ができたのですが何分の一かの
大きさです。 本の虫というか、活字中毒な私。
今はコロラド州在住のダイアン・デビットソンのクッキングママ
シリーズにはまっています。
主人公がケータリング業なので料理やお菓子のレシピが満載。
食いしん坊の私にはぴったりのミステリーなんですよ。
ラビティ 2010/12/07 22:50 EDIT RES
早速ありがとうございます!
サークルが既に懐かしいです(泣)
ミステリ好きなので、探してみますね!!
hiromippen 2010/12/08 07:54
千葉県立図書館ではなく千葉市立中央図書館だった。
・・・シアトルで『千葉』とか聞くと変な感じでしょ!?
Topsy 2010/12/06 09:50 URL EDIT RES
千葉市の中央図書館も面白いよね!!
市立の図書館なのに凄いお金かかってる感じ。
仕事でだけど、行ったことあるよ!
千葉県内は結構面白い図書館があると思う。
地元に使い勝手のよい図書館があると満足度が高くなるので、次は近隣の図書館を探索してみようと思ってます~
hiromippen 2010/12/07 05:09
いいね〜行ってみたい。
みんなの『図書館はこうあるべきだ』っていうイメージに対し、
『なんでこう有っちゃ行けないの!?』って姿勢が素敵☆
お世話になってる千葉県立図書館も面白い建物で好きだけど、
シアトルはぶっ飛びかたに躊躇がないね。
最近仕事でも思うのだけど、みんなが納得できそうな意見やアイディアだけじゃ
"ぶっ飛んだ" ブレークスルーは生まれないね〜。
ああ、PHSから投稿できたんだね、良かったよかった。
あのさぁ、暇なら、(暇じゃないのかな?)
写真の腕を少し磨いてくれたまえ。
あるいはデジ一でとるとか。
せっかくの写真が、もったいない。
ペンタックスのK-5とか欲しくない?
あと、地元で起きた未解決事件とかも解決してレポートして!
では、新生活頑張って下さい。諸々気をつけて。
さようなら(T_T)/~~~
タンテイ 2010/12/05 17:54 EDIT RES
写真は頑張ります~。
未解決事件ですか…
hiromippen 2010/12/05 17:59
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わわー
いってきたのねー。
ダンナくんと「おおー」と見ました。写真を見る限り図書館とは見えん。。
図書館としての使い易さが上手にデザインされているのかな。床のサインはわかりやすいのかしら。詳しい背景はわからないけど、コールハースさんがシアトルの建築家を巻き込み、うまくつなげて自分の好きな建物を作ってしまった感じ。(←ごめん、わからなくて勝手なことを言ってます)落ち着いた感じの図書館もいいけど、こういう建物に行くときにわくわく感がありそう。建築ツアー、ぜひご参加してきて★
そうそう、千葉県立中央図書館も名作!docomomo100選にも選ばれてます。天井が面白いなーと思ってたら、どうやら効率よく作る工法をうまく取り入れてつくった賜物みたいです。このくらいの時代のコンクリートもりもり建築も好きです。
shinob 2010/12/11 20:47 EDIT RES
Re:わわー
ダンナくんによろしく!
かなり楽しかったよ~。
もっと図書館ぽくない面白い空間もあったんだけど、人だらけでカメラを向けると人が写っちゃうので、写真を撮るのを断念しました…隠れて写真撮ってたので、慌てて撮ったのが多いかも(>_<)
PCエリアなんかほぼ満席で、かなり利用者多かったです。趣味に走ったっぽい建物ながら、慣れれば割と使いやすいかも。
フレンドショップも、日本のミュージアムショップほどではないけど、なかなかセンスの良いものを扱っていて、またちゃんと見に行こうと思ってるよ~。
今度は、shinobちゃんの得意分野のお庭も見てこようと思ってます♪
千葉の情報もありがとう!docomomo100選?知らなかったので見てみる!
hiromippen 2010/12/13 07:16