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2024/05/06

グリーンカード

今日、グリーンカードが到着しました。
今月6日に、移民局で面談があって、その場で、永住権を承認します、と言われており、ほっと一息ついたところだったのですが、実際に手許に届いて、ようやく、一連の手続きから解放される喜びが湧いてきました。
永住権申請の書類を提出したのが1月半ばだったので、丁度3ヶ月、比較的早く下りたみたいです。

今回の永住権は、2年間の期限付きなので、2年後に再度書類作成と面談を受けなければいけません。その後は、10年単位で更新することになります。
永住権という名前なのだから、一旦発行されたら一生ものなのかと勘違いしていましたが、そういう訳にはいかないようです。届け出無しに外国に12カ月以上滞在する場合も、永住権を失うことになるみたいです。

グリーンカードは、その名の通り、クレジットカード大の身分証明書のようなカードで、緑っぽい色合いです。ホワイトハウスと自由の女神のイラスト。
顔写真、指紋、GPS搭載で、携行を義務付けられているので、移民局はいつでもどこでも私の居場所を把握できるという代物。
グリーンカードという名前は、初代のカードが緑色だったことから名づけられたらしいですが、2010年より前は、違う色だったみたいです。去年からまた緑色になったと聞きました。

シアトルは、日系移民が多くいたので、移民局のロビーに、最初の移民達の写真や、当時の書類などが飾ってあって、面白かったです。
そういえば、アメリカで大規模に移民を受け入れていた1800年代に、急激に人口が増えたお陰で、国勢調査の集計が10年くらいかかっても終わらない、という問題を解決するために生み出されたパンチカードの集計機が、コンピュータ開発の始まりとか。
私は非移民ですが、アメリカの移民の歴史も面白そうです。

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2011/04/16 国際結婚 Trackback() Comment(1)

指紋採取

最近、意外と忙しい毎日を送っており、ブログがさぼりがちになってきました。
昨日は、移民局から指紋採取のための出頭命令があり、行ってまいりました。
移民局は、うちからは割と近い(車で20分)のですが、指定された日時は金曜日のAM8:00。
早めに着いてしまいますが、丁度、Jの通勤途中に降ろしてもらえる時間帯だったので、車で連れて行ってもらいました。

セキュリティは、当たり前ですが、東京のアメリカ大使館に比べたら、ゆるゆるでした。出頭命令書には、「携帯電話を含めたデジタル機器の持ち込みは禁止」と書いてあったので、携帯電話もデジカメも持って行かなかったのですが、待合室に入ってみたら、普通に携帯電話で話しながら待ってる人もいました・・・。ゆるすぎる。
しかも、禁止とか言っておきながら、部屋の中には、「携帯電話で話さないように」との貼り紙が・・・。持ってくるのはいいっていうことだったのか??そうは読めなかったのですが・・・

移民局ですので、待合室は当然ながら外国人ばかり。
それどころか、スタッフも殆どが外国人です。
グリーンカードの面接だけ、アメリカ人が対応するのかもしれません。
一番最初の受付では、スタッフが雑談していて、完全に無視され、雑談終了後に対応してくれました。まぁ、時間前に行ったので、雑談はしててもいいのかもしれないですけどね・・・。

待合室では、ロシア人と思しき人々が、20人程並んでいました。
スタッフの人がやってきて、「並んでても、書類を受け付けた後は、8:00のアポイントのある人が優先的に呼ばれるので、座ってて待っててもいいですよ」と親切に言ってくれていましたが、誰も座る気配はなく、私を含めて4~5人しか座っていませんでした。働いていたりすれば、当然、さっさと終わらせたいんでしょうね。

ようやく書類の受付が始まりましたが、意外と必要書類を忘れてきている人や、アポ無しで来ている人などいて、思ったより時間がかかりましたが、45分くらいで全部が終了しました。

指紋は、アメリカの入国審査の際に取られると思いますが、あの機械をかなり大きくしたものです。デジタル画面がすぐ上にあり、機械が、読み取れるかどうかを判断するので、オッケーが出るまで何度か指紋押し付けを行います。実は、前日に不注意で指先に切り傷をつくってしまっており、少し心配だったのですが、特に問題はないようでした。
指紋は、日本で、無犯罪証明書をつくってもらうときに、千葉県警で採取されましたが、そのときと同じくらい、念入りに、指の1本1本を、180度ぐりーんと押し付けられました。
自分の指紋の巨大映像を、まじまじと見ていると、不思議な気分になります。
しかし、機械自体は、千葉県警よりも移民局の方が格段に立派で、ちょっと残念な気分になりました。対応は、千葉県警の方が断然良かったですけども。

これで、私の詳細な指紋情報が、日本とアメリカのデータベースに登録されてしまいました。
犯罪を犯す予定は全くありませんが、なんというか、何度やっても、いやーな気分になるものです。

最後に、カメラで写真を撮られてお終いです。「スマ―イル!」と言われましたが、担当のお姉さんは結構美人なのに、めちゃくちゃ怖い顔だったので、全く笑えず。あの写真をグリーンカードに使われると、ちょっと困るなあという感じです。

2011/02/13 国際結婚 Trackback() Comment(3)

ナチスとの関係

連れ合いJと結婚する前に、Jのファミリーネームについてのエピソードを聞いたことがあります。
ちょっと変わった姓なのですが、実は、第二次世界大戦中に、義父の祖父が勝手に改姓していたようです。

義父の祖先はドイツ人で、義父の祖父の代までドイツでの姓をそのまま名乗っていたらしく、今の姓の前にフォン(von:ドイツ語で、●●出身の~を示す前置詞)が付いていたのですが、ナチスとの関連を疑われては困るということで、フォンを削除したとのことでした。
確かに、フォンをつけるとドイツっぽい響きの姓かも!?
フォンについては、ドイツでも、姓の一部とするかどうかは議論があるみたいなので、変でないと言えば変ではないのかもしれないのですが、そんなに勝手に改姓できるんですね。
戦争のどさくさでやったのかもですが。友達や近所の人に説明してまわったのでしょうか・・・

戦時中のアメリカでアメリカのために戦った日系人が、辛い目にあったりしたことなどは、本やテレビで多少知っていますが、ドイツ人などでも辛い目にあった人もいたのかもしれないですね。
RIMG0981.JPG
さて、本日、ようやくグリーンカードなど、諸々の申請の書類が整いました。
右の写真は、自分の手元に残しておくためのコピーをファイリングしたものですが、まとめると結構量があります。
ビザ申請よりははるかに楽でしたが、これで肩の荷の一部がおります。
あとは日本の領事館への申請のみ。(日本の戸籍上はまだ独身なのです。)

実は、この申請書類の中で、1933年3月23日から1945年5月8日までの間に、ナチスを支持したり、ナチスの活動に携わったことがあるかどうかを聞かれました。それで、上記の話を思い出したんです。

第二次世界大戦は、段々遠ざかっていきますが、忘れてはいけないことですね・・・ちょっとまじめに考えてしまいました。

あ、因みに、私は姓は変更していません。特にアメリカ国内で不便はないので、しばらく別姓のままの予定です。

2011/01/06 国際結婚 Trackback() Comment(0)

パスポート申請は郵便局で

アメリカ人は、パスポートの申請を郵便局で行います。
パスポート用の写真も郵便局で撮れるので、グリーンカード申請などに必要なパスポートサイズの写真を撮りに行ってきました。
2枚で$15と高いのですが、パスポートを申請する場所なので信用できるだろうし、すぐもらえるし、9時から開いてるし、と思って郵便局で撮ることに。

郵便局に行くと、ファストフードのメニュー表みたいに壁にサービス一覧が書かれていて、郵便物の受付などと並んで、パスポート申請、パスポート用写真、と書いてあるので、郵便物を抱えた人でいっぱいの列に並びました。
人件費削減の折、しょっちゅう来るわけでもないパスポート申請や写真のために個別に窓口をつくるわけはないですよね・・・

待つことしばし、窓口で、パスポートの写真を撮りたい旨を伝えると、「じゃ、そっちの隅に行って」と言われました。
よくよく見ると、隅の方の柱に白い背景がかかっていて、その前に木の丸椅子があります。
え、ここ?と聞くと、50半ばくらいの女性が、「そうそう、座ったら撮るから」と言って、取りだしたのは、でっかいポラロイド写真機のようなデジカメ。その女性が、カメラを構えてパシャッ、で終了。
画面を一瞬見せてくれましたが、有無を言わさず、「凄くいいわ!これでいいわよね??」

まあそんなに変な顔でもなかったので、まあいいか、と思っていたら、もう一人女性がやってきて、「彼女、顔が小さいから既定のサイズより小さくなっちゃってない?」と言いだしました。

・・・いやいや、顔のサイズは全く関係ないでしょう。既定のサイズ(頭から顎まで1~1・3/8インチ、目から写真の下まで1・1/8~1・3/8インチ以内)に合うように立ち位置を決めて撮るんじゃないの??遠くから撮りすぎて小さくなっちゃっただけでは!?

しかし、撮ってくれた女性は、「でも、凄く良く撮れてるし…大丈夫よ、きっと!」と妙にポジティブ。
もう一人の人も、「ほんと、そうね、パーフェクトな写りだし、いいんじゃない。」といきなり適当。

ちょっと待って、グリーンカード用の写真だから、写真の写り云々よりも、規定を満たしてないって突っ返される方が困るんですよ!ちゃんと確認してください!と言おうとしたら、私の不安そうな顔に気付いたのか、おもむろに定規で測ってくれました。一応、ギリギリ大丈夫でした。

パスポートの申請を受ける人達がこんなに適当なので、移民局も適当なんだとは思いますが、役所への提出書類はきっちりしていないといけないとつい思ってしまうので、焦りました・・・
まぁ、昔、アラスカで車の仮免許を取った時に、問答無用で「一番いい笑顔だったから」と言って爆笑顔の写真を使われたのよりはマシかもしれません。

2010/12/22 国際結婚 Trackback() Comment(1)

Just Married

 
ring.JPG12月11日(日本時間で12日)、ケンウィックというワシントン州とオレゴン州の境に近い街で結婚式を挙げました。シアトルからは車で約3時間半、ちょっとした小旅行でした。

←左のリングピローは、敬愛する友人Rちゃんの手作りです。
Rちゃん、ありがとう!!

リングピローは、結婚式では、Best Man(新郎のアシスタント)を務めてくれた義弟が持ってくれたのですが、写真は公表できないので、代理のぬいぐるみに持ってもらいました。
いつだかのクリスマスに、義弟がジョークでくれたプレゼントです。

[つづきはこちら]

2010/12/13 国際結婚 Trackback() Comment(8)

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2010年11月よりSeaTac市在住。
 
 
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