シアトル（正確にはSeaTac）での生活を友人向けに綴っています。

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2024/05/19

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Just Married

　
12月11日（日本時間で12日)、ケンウィックというワシントン州とオレゴン州の境に近い街で結婚式を挙げました。シアトルからは車で約3時間半、ちょっとした小旅行でした。

←左のリングピローは、敬愛する友人Rちゃんの手作りです。
Rちゃん、ありがとう！！

リングピローは、結婚式では、Best Man（新郎のアシスタント）を務めてくれた義弟が持ってくれたのですが、写真は公表できないので、代理のぬいぐるみに持ってもらいました。
いつだかのクリスマスに、義弟がジョークでくれたプレゼントです。

今回、アメリカへは、K1というビザ、通称「婚約者ビザ」を使って入国しています。
K1ビザで入国した外国人には、入国後90日以内に米国市民と結婚することが義務付けられています。

アメリカの場合、戸籍というものがないので、婚姻の成立のためには以下のステップを踏まないといけません。
①マリッジライセンスの取得
②結婚式の実施
③郡の登録所へマリッジライセンス原本の提出
④各種政府機関への届出

私の場合、1月末までに式を挙げないといけなかったのですが、季節も良くないし、準備する十分な期間がなかったので、当初は、役所で裁判官に挙げてもらって終わりにするつもりでした。
結婚式は、マリッジライセンスに本人と立会人2人（男女）とOfficiantと呼ばれる結婚式を挙げる資格を持った人のサインをすることが目的なので、簡単で良いと思っていたのですが、義母の希望で、連れ合いJの一家が30年以上懇意にしている牧師さんに挙げてもらうことになりました。

ドレスも着ないカジュアルな式だったのですが、それでも、全く知らない裁判官よりは、Jのことを子供の頃から知っている牧師さんとその奥様に執り行ってもらってよかったかなと思いました。
実は、事前準備全く無しで式に臨んだため（何事も事前準備は大事ですね…）、いわゆる「死が二人を分かつまで」の誓いの言葉が思ったより長く、しかも、指輪交換後もまた違う誓いの言葉があって、何度も噛みまくった私です（笑）
アメリカ人でも文言を間違えたり、噛みまくる人は多いらしく、後で慰められましたが、恥ずかしかったです…
牧師さんの言葉を繰り返すスタイルで行いましたが、印刷した紙を用意してもらえば良かったです。
そんなトラブルもありましたが、式はとても心のこもったもので（当事者二人は泣きもしなかったのですが、牧師さんが涙ぐんでいらっしゃいました…）、私達のために引用して頂いた古いお話や牧師さん自身のお話も素敵で、役所にしなくてよかったなと思いました。

それにしても、日本でも神社仏閣が好きで、神官があげる祝詞やお坊さんがあげる読経の声にはいつも惚れ惚れしてしまうのですが、牧師さんの声も素晴らしいですね。

さて、右は、自分達用の結婚証書でございます。
同じワシントン州内でも、郡によって形式は色々異なるそうです。
これでようやくグリーンカードの申請ができます！

当初、帰りに、レベンワースというクリスマスのイルミネーションで有名な街に寄り道して帰るつもりでしたが、式の途中から雪が降り出し、終わったときにはすっかり積っていたため、山越えが必要な北回りを止め、南回りポートランド経由で帰宅の途につきました。レベンワースはまたの機会に。
Jも義弟もアラスカ出身なので、雪道は平気ですが、他人の事故の巻き添えが一番怖いのです。5kmも行かないうちに、雪で滑った車が高速の土手に突っ込んで、警察が出動しているのに出くわしたので、北回りにしなくて正解でした！平地でも滑る人がいるんですからね…山は危険すぎます。
 

2010/12/13 国際結婚 Trackback() Comment(8)

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