シアトル（正確にはSeaTac）での生活を友人向けに綴っています。

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2024/05/19

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チョコレートは発酵食品！

コリン・ファースが初アカデミー主演男優賞です！！！
The King's Speechも作品賞取りました！！ぜひ、皆さん、見てくださいね。
初めてライブでアカデミー賞を見ましたよ。コリン・ファースもユーモアあるスピーチでしたが、サンドラ・ブロックの紹介の仕方が笑えました。

さて、昨日、Theoというシアトルのチョコレートメーカーの工場を見学してきました。Theoは、以前もちょっと紹介しましたが、アメリカで初めてかつ唯一カカオ豆からオーガニックチョコレートをつくり始めた工場でもあります。カカオ豆は、全て、オーガニックでつくられたものを使っており、かつ、フェアトレードで輸入しています。
一人$6で、チョコレートの歴史や作り方などの講義＋チョコレートテイスティング＋工場見学ができるのです。チョコレート好きとしては行っとくべきでしょう、と、1ヶ月前に予約したのでした。かなり人気で、週末は、予約無しで参加するのはほぼ無理なのです。

写真は、工場です。フリーモントというちょっとヒッピーエリアにある、歴史的な建物（元ビール工場）を使っています。レンガが素敵です。しかも、通りに植えられているのは桜です。1週間くらい前に気温が上がったせいか、少し開花していましたが、春になったら綺麗でしょうね。

工場見学は、最初、講義を聞くのですが、ここで衝撃の事実が！
チョコレートって、発酵食品だそうなんです。知ってました？私は、初めて知りました。右の写真が、カカオの実の殻なんですが、この中に、白っぽい果肉と豆が入っていて、その果肉を発酵させた後、完全に乾燥させたものが、アメリカにやってくるそうです。

講義の後、シングルカカオ豆で産地の違うチョコレートが配られ、テイスティングします。昨日は、ドミニカ共和国のものとマダガスカルのものを試したのですが、マダガスカルのものは、ちょっと酸味がありました。これは、マダガスカルの土地が鉄分が多いことに起因するんだそうです。

工場の方は、ビックリするくらいシンプルで、意外と原始的でした。
左の写真は、輸入したカカオ豆を洗浄・選別する機械だそうです。
他にも焙煎機や、豆を砕く機械などがあるのですが、ほとんど、ヨーロッパから中古品を買ってきたとのこと。2006年にオープンしたばかりなので、まだまだ起業したばかりの工場なのだということが、よくわかります。

色々話を聞けて、チョコレートのテイスティングができて、工場も見ることができて、$6はなかなか良かったです。Theoのチョコレート、益々好きになりました。参加者はほとんど地元の人っぽかったです。シアトルの人達って、地元商品に凄くこだわるんですよ。因みに、トーストを砕いたものが入っているチョコもあるのですが、そのトーストは、近くにあるオーガニックパン屋が作っているのでした。まさに、ネイバーフッドビジネス。

当然、お帰りにはチョコレートを大量買い・・・。チリチョコレートなんて、いかがなものかと思っていたのですが、これが意外と美味しいのです。もしくは、既に私の味覚がおかしくなってきたのか・・・？
ココナツ・カレーチョコっていうのもあるんですが、それはまだ試してないです。意外と美味しいという話も聞くので、そのうち試してみようかなとは思ってます。試してみたい方、個別にご連絡ください～。

ワインに合うチョコレートのセットと、ビールに合うチョコレートのセットっていうのも売ってました。

工場で出たいわゆる割れチョコみたいなものをジップロックに詰めて通常より安く売っているのも、工場ならではです。それから、豆の外皮を$2.5で買いました。これは、ガーデニングに使うつもり。なかなか面白い観光場所ですよ。シアトルに来る機会がありましたら、是非。

2011/02/28 イベント Trackback() Comment(3)

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