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私が出産を予定している分娩センターは、自然分娩と妊婦の意向優先を推奨している病院です。
アメリカだと、麻酔を利用した無痛分娩などが主流というイメージがあって、他にも、陣痛促進剤の安易な利用や、帝王切開(C-section)が多いのでは、と恐れていました。
最近は、自然分娩の方が良いという流れも大きくなってきているようですが、アメリカの帝王切開率は年々上がっているようです。高齢出産の増加などもあるとは思いますが、計画出産や、ちょっとでもリスクがあるとすぐに帝王切開に踏み切るということもあるようです。
でも、最初に医師と面談したときに、陣痛促進剤と帝王切開は、本人が強く望むか、母体と胎児のためにどうしても必要だと判断しない限りは行わない方針です、とハッキリ言われたので、ここのクリニック(+分娩センター)にお願いしよう、と決めました。
その分娩センターで、先日、出産教育講座を受けてきました。日本で言う両親学級のようなものだと思います。そこで、このバースセンターでは、Planetree Modelを導入しているという話があり、面白いなと思いました。
Planetree Modelとは、1978年にアンジェリカ・セリオットという1人の患者が考えだした、患者主体の医療サービスの提供を目指す病院モデルです。
病気は、冷たくて無機質な場所で癒されるものではなく、人と人(患者と医療関係者だけでなく、患者の家族や友人なども含まれる)との関わりの中で、人間らしい温かみのある扱いを受けることで治癒することができる、という考え方に基づき、治療がなされたり、病院施設の設計が行われているようです。
PlanetreeというNPO法人(www.planetree.org/index.html)が提唱しており、全米で120以上の病院で、このモデルが導入されているようです。日本でもいくつかの病院に取り入れられているみたいです。
そういう考え方を取り入れている病院なので、自然分娩推奨というのが当然、という考えなのかもしれません。
←これが、分娩センターの内部です。明るくて、温かみのある建物でした。出産後48時間(自然分娩の場合)しか滞在できませんが、キッチン部屋もあって、妊婦の家族が簡単な調理をして、部屋で一緒に食事をとることもできます。
→こちらが、出産予定の部屋。
手前のキャビネットを開くと、新生児の健康状態などをチェックできる器具などが準備されたベッドが飛び出してきます。ジャグジー、テレビ、付き添い者用のソファ、簡易キッチンもあり。出産~退院まで、母子共にこの部屋で過ごします。出産直後は、赤ちゃんに夢中になっているからか、出生直後の赤ちゃんの記念撮影サービスもあるとか・・・。窓からは緑が見えるようになってます。
でも、こんな表示もあって、新生児誘拐が珍しくもない国なのね・・・と、思いました。
病院の方も、新生児の安全については万全の体制です、と太鼓判を押しておりました。
2011/08/09 妊婦生活 Trackback() Comment(0)
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