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日本でも政府の財政難が叫ばれていますが、私が現在住んでいるワシントン州(首都ワシントンD.Cとは全く関係ありません)でも、財政難は深刻です。
先日も、とある地域で、公立学校の図書司書の設置を取りやめる、ということが決まったという話を読みました。
そんな財政難にあるワシントン州の議会において、64歳の女性議員から、びっくりする議案が提出されました。
なんと、マリファナを酒屋で合法的に買えるようにする議案、です。
その議員によれば、21歳以上を対象にマリファナを合法的に酒屋で買えるようにすることにより、大幅な収入増が見込めるとのことです。
まず、マリファナ購入に税金をかけることにより、年間約4億円の税収が入る。
そして、大麻栽培は、州政府からライセンスを購入した農家だけができるように法規制し、ライセンス料を約50万円とすることで、ライセンス収入も見込める。
さらに、公共でのマリファナ利用と、ライセンス無しでの大麻栽培は軽犯罪とし、違反者には約5万円の罰金と6ヶ月間の刑務所行きを科す。(たった5万円じゃ、6ヶ月間の刑務所費用は賄えないんじゃ・・・?て、そういう話じゃないですね。)
マリファナ関連で入ってくる歳入は、「大麻回転基金」として扱い、福祉・健康分野(薬物中毒者などの治療支援など)や農家振興などに利用するそうです。
この議案が通るかは、正直疑問です。ネットニュースでも、マリファナに対して悪印象を持っている人も多い、と書かれていました。ただ、恐らく、アメリカでは初めて、マリファナの合法化が議論の俎上に載ったとは、間違いありません。真面目に議論することはいいことだと、評価されていました・・・。将来的に、最初に合法化されるのはワシントン州なのかもしれません。
個人的には、止めて欲しいなぁ、というのが正直なところ。アルコールやタバコに比べて依存度が低いとよく言われますが(今回の議論でも言われているし、シアトルでは、合法化を求める?Hempfestなるイベントも夏に開かれているようです)、それについては若干疑問視しております。大勢が依存症にならなくても、一人が中毒症になって何か事件が起きても、あれは例外だったから、で納得できるのでしょうかね?
身近で、マリファナによって引き起こされた悲惨な事件を聞いたことがあるので、合法化されたら、州外に出たいかも。
因みに、シアトルも含め、西部のいくつかの州と、首都ワシントンD.C.は、医療用マリファナは合法だそうです。州によって内容は全く違うと思いますが、シアトルの場合は、医療用マリファナのマーケットは一定数育ってるみたいです。運用がかなり曖昧みたいで、議論されているようですが。
2011/01/31 その他 Trackback() Comment(0)
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